セキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)

メニュー

Mac経由でiPhone/iPadに感染!iOSを狙うマルウェア「WireLurker」の脅威と対策

2014.11.7

141107
2014年11月5日(米国時間)にMac OS Xを搭載しているPCやiOS端末の両方のOSに影響を与えるマルウェア「WireLurker(ワイヤーラーカー)」が確認されたことが報告されました。
これまでは脱獄をしているiOS端末にマルウェアが感染したという報告はありましたが、「WireLurker」は脱獄をしていないiOSにも感染するため注目が集まっています。

このマルウェアはMac OS Xを介してiPhone/iPadに感染します。
MacOSへの感染は不正プログラムを埋め込まれたインストール型のトロイの木馬で、「WireLurker」に感染した場合はUSBケーブルでiOS端末が接続されるまでひそかに待機し、iOS端末が接続されると同時に(脱獄をしていなくても)感染します。iOS端末に感染すると情報を外部に送信したり、定期的にアップデートするなどといった行為を行います。

なお、「WireLurker」は中国を狙った攻撃で、中国のMac用アプリストアである「Maiyadi App Store」からダウンロードされるアプリに仕込まれているとのこと。「Maiyadi App Store」では467のアプリで「WireLurker」が見つかっており、およそ数十万人のMacユーザに感染している可能性がある模様です。

ここ日本でもMacに開発元不明なアプリをダウンロードしないことやiOS端末のバージョンを最新状態にする、信頼できないMacPCにiOS端末を繋げないなどの注意が必要です。

とはいうものの、Mac OSではすでに対策がとられており各亜種を含む「WireLurker」はOS Xにてブロックされるため現時点での危険性は殆どありません。

しかし同様の手口で感染するWindowsバージョンも見つかっているためWindowsユーザーは注意を払う必要があります。特にフリーソフトのインストールは要注意です。不用意にダウンロードすることは避け、導入する際は作者の公式サイトからダウンロードするほか、開発元が明確で信頼できるソフト以外はインストールしないなどの注意と対策が必要です。