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家庭用無線LANルータ狙われる。遂に逮捕者も。無線LANただ乗りに注意!

2015.06.17

自宅の無線LAN機能搭載のルータやアクセスポイントは、きちんと暗号化の設定を行われていますか?
また、暗号化の方式もしっかりと新しい、暗号化強度の高い方式を使われていますか?

150617画像:IPAより

2015年6月12日、総務省、IPAから無線LANの不正利用に関する注意を喚起する文章が公開されています。

暗号化していなかったり、古い暗号化方式を使っていた場合には、いつの間にか自宅のインターネット接続サービスにただ乗りされ、最悪の場合、不正利用している何者かが犯罪行為を行ったり、どこかのインターネットサイトへの攻撃を行うための、踏み台に使われてしまう可能性もあります。

総務省:無線LANルータの不正利用に関する注意喚起
IPA:【注意喚起】家庭内における無線LANのセキュリティ設定の確認を

ただ乗り、不正利用では逮捕者も

他人の無線LANにただ乗りして不正な利用を行ったという容疑では遂に逮捕者も出ています。
既に不正アクセス禁止法違反の容疑で公判中の被告が電波法違反でも再逮捕されました。

この男は電波法で定められた電波出力の9倍もの強さの電波を発信する台湾製の無線LANアダプタを用い、他人の無線LANのパスワードを解析してただ乗りし、インターネットバンキングの不正送金を行ったとして、不正アクセス禁止法違反の罪で公判中でした。

実際には、これはまさに氷山の一角でしかなく、これからこの点が厳密に適用されていけば、大量の検挙者が出てくることになると思われます。

この件が示しているように、本当に家庭用の無線LANは狙われているのです。
自分には関係ない、自分だけは大丈夫、といった思い込みは大変危険です。

古い暗号化方式(WEP)は解読する機器が販売されています

無線LANを暗号化していない、というのは既に問題外、とも言えるような状況で、不正利用を企む輩にうちのインターネット、ただ乗りして下さい、と自ら申し出ているようなものです。

また、暗号化を行っていたとしても古い形式のWEP方式を利用している場合には、これまた、ただ乗りを助長しているようなものです。
WEP方式の暗号は解読するための機器、ソフトウェアが流通しています。
このため、今現在では、暗号としては全く意味を成さなくなってしまっています。

無線LANルータやアクセスポイントを利用している方で、通信の暗号化をご自分で設定した記憶のない方は、是非一度、それぞれの機器の設定画面を開いて通信の暗号化の設定がどうなっているかを確認して下さい。

通信の暗号化は「WPA2」や「WPA」方式など、新しい方式で

現在の無線LAN機器ではWEPよりもずっと暗号強度の強い、解読が極めて難しい暗号化方式が利用出来るようになっています。
無線LANを利用する場合には、これらの新しい暗号化方式を必ず設定しましょう。

今の無線LAN機器では、必ずWPA、WPA2などといった方式が利用出来るようになっています。
暗号化方式を選ぶときには、これらの方式を使うようにしましょう。

無線LANの電波は隣近所まで飛ばないだろう、なんて考えてらっしゃる方も中にはいるかもしれませんが、鉄筋コンクリート造りのマンションなどでも、隣り合ったお宅の無線LANの電波はしっかり届きます。
木造住宅であれば、隣り合う周囲の家すべてといっていいぐらい、受信感度もかなり良好な形で電波が届きます。

安易な楽観視は危険なことが多々あります。

無用なトラブルを避けるためにも

万が一、無線LANにただ乗りされて悪用されてしまった場合、自分の個人情報などが漏れるだけでは済まずに、自分のインターネット回線経由でどこかの企業、政府機関などが攻撃されるかもしれないのです。

その場合、一番先に容疑者として疑われることになるのは、そのインターネット回線を引いている人です。
ただ乗りして不正を働いた輩ではありません。
最終的に疑いは晴れるでしょうが、大変なトラブルに巻きこまれてしまうのは、まず間違いありません。

設定は慣れていればわずか数分、慣れていなくても10分、20分もあれば終わるものですから、無用なトラブルを避けるためにもきちんとした対策をあらかじめ打っておきましょう。

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