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注意!ランサムウェアをばらまく迷惑メールまたも大増殖の動き

2016.03.31

感染するとパソコンの中のファイルを勝手に暗号化して判読不能にし、データを復元したければ金銭の提供を要求する「身代金要求」タイプの悪質なウィルス、ランサムウェアを添付した迷惑メールがまた大幅に増大しているようです。

同種の迷惑メールが国内で40万件以上確認されているとされ、情報セキュリティ関係の会社では、セキュリティに関してより注意を払うよう呼びかけを行なっています。

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画像:朝日新聞デジタル

ウィルスは2月に発見された「Locky」

今回、増加している迷惑メールに添付されているランサムウェアは最近発見されたものではなく、2016年2月に既に発見済みのものです。ウィルスの名称は「Locky(ロッキー)」と命名されています。

このウィルスは、感染するとパソコン内のファイルを暗号化します。そして、暗号化を解除するためのカギが欲しければ、ビットコインで提示の額の支払いを求めるようになっています。

さらなる特徴としては、「脅迫文」がたくさんの種類の言語で表示されることがあります。

この迷惑メールで使われているメール本文のタイトルは「invoice」「Payment」や、ネットワークに接続した複合機が発信したメールを装った「SKMBT」などが使われています。

セキュリティ対策をしっかりと

このような迷惑メールに対処するにはパソコンにはなからずセキュリティソフトを導入し、ウィルスのパターンファイルを最新に保つといった処置は当然のことですが、日常から身に覚えのないメールは絶対に開かない、という基本的な癖を身につけることが重要です。

今回のランサムウェアLockyは、2月の発見当時にすぐセキュリティソフトは対応を行なっていますので、きちんとセキュリティソフトを導入していれば対処は可能です。

ですが、本当の新種のウィルスは、セキュリティソフトのパターンファイルが作られる前に送りつけられる可能性があります。そんなケースではセキュリティソフトは新種のウィルスを検知できません。そういった観点においてもセキュリティソフトも万全ではないのです。

仕組みの面でセキュリティの対策を取ることもとても重要で大前提の一つですが、それ以外の部分、普段のパソコンユーザの振るまいの中でもセキュリティに対する意識付けを行なうことは大変重要になります。