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ピースサイン写真の公開は危険かも?指紋を「盗まれる」可能性

2017.01.11

写真を撮る際の定番のポーズの一つがピースサインだと思いますが、ピースサインをして顔も一緒に写し込んだ写真を公開することの危険性を、国立情報学研究所の方が指摘されています。

ピースサインの画像の指の部分から「指紋を盗まれる」危険性があるというのです。

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顔も一緒に写っていると個人の特定が容易に

普通ピースサインで写る写真は記念写真的なものが多いと思いますので、撮ってもらった人の顔が写っていることがほとんどでしょう。

顔の画像があれば個人の特定がなされる可能性が大きく高まりますから、それと一緒に写り込んでいるピースサインから指紋情報を盗られてしまうと、「誰の指紋なのか」分かった状態の指紋情報が「盗まれて」しまうことになるわけです。

今後、ネットも含め色々なサービスの認証に生体情報が使われる機会はどんどん増えていくと思われます。

指紋は生涯変えることは不可能ですから、一度その情報を盗まれるとそれ以降ずっと多くのシーンで大きなセキュリティリスクを抱えることになります。

顔認証や虹彩認証的にも危険?

個人が特定できる形で顔の写った写真を公開することも、よく考えるとリスクのある行為と言えるかもしれません。

顔認証を使った認証の仕組みも利用が増えていますし、画像の解像度・画質が高ければ瞳の情報も盗まれる危険性が高くなります。

瞳の模様も生涯変わらないものとして「虹彩認証」で使われる生体情報ですので、こちらも今後はセキュリティリスクになっていく可能性が高くなるでしょう。

一応今のところは、多くの顔認証の仕組みでは奥行き方向の情報なども使って、単なる1枚ペラの顔写真では認証が通らなくなっているはずではありますが、今後、こちらの「偽造技術」もどうなっていくか分かりません。

安易な画像公開は要注意

写真の画質の向上、画像解析技術の向上もあって、思わぬところから新たなセキュリティリスクが生まれるようになっています。

普通に仲間内でシェアしたかった気持ちも悪用されかねない時代とは、なんとも世知辛い感じではありますが、場合によっては普通のIDとパスワードを盗まれるよりもはるかに危険なことになりかねないものです。オープンなネットワークでは安易な写真の公開は控えた方が良いのかもしれません。

仲間内で楽しみたいときにはフレンド限定など、クローズドなSNSを使う方が安全度はずっと高くなるはずです。