セキュリティソフトの注意点
セキュリティソフトは、常駐型プログラムと言ってパソコンが起動している間常に動くプログラムです。
ここではセキュリティソフトの注意点として「導入前」「インストール時」「導入後」の3つに分けて説明します。
導入前の注意点
セキュリティソフトの導入(インストール前)に確認しておきたいことは、パソコンに古いセキュリティソフトが残っていないかどうかになります。
もし、残っていた場合は、必ず古いセキュリティソフトをアンインストールしてから、新しいセキュリティソフトをインストールしてください。
インストール時の注意点
パソコンに複数のセキュリティソフトをインストールをしてはいけません。
複数のセキュリティソフトをインストールした場合、お互いをウィルスだと思い誤検知してしまったり、場合によりシステムが正常に作動しなくなる恐れがあります。
また、セキュリティソフトはシステムファイルなど重要な部分まで作用するプログラムなので、インストール時・アンインストール時に電源が切れてしま うとパソコンの起動に影響が出てしまう場合があります。インストール時・アンインストール時は電源が切れてしまわないように注意してください。特にノート パソコンにインストールする場合には注意が必要です。電池の残量または、電源が供給できる状態にしてからインストールをおススメします。
導入後の注意点
更新の期限切れに注意をしましょう。
セキュリティソフトは更新期限が切れてしまっても使用は可能です。ですが期限が切れたセキュリティソフトは意味がないどころかトラブルの原因にもなりかねません。
期限が切れてしまうとウイルスの定義ファイルが更新されなくなるため、更新が切れる前までのウィルスは駆除できますが、それ以降の新種のウィルスは駆除してくれません。
現在は1.5秒に1個の割合でウイルスが発見されていますので、期限れではウィルスは検知されず感染する可能性が高くなります。
セキュリティソフトはウィルス定義ファイルが最新のものであってこそ意味があります。
セキュリティソフトの期限はあらかじめ確認し、期限が切れる前に更新をするか、新しいセキュリティソフトを導入するなどして、セキュリティソフトの機能を損なわないにすることが大切です。