セキュリティソフト（ウイルス対策ソフト）

G DATA 2016年度版からの新機能、機能強化

新機能

1.USBキーボードガード

USBに接続した周辺機器がキーボードになりすまして不正操作を行う攻撃からPCを保護します。
不正操作によりセキュリティホールを生成し、コンピュータを悪用するといった被害を未然に防ぐことが出来ます。

2.更新接続ネットワーク指定

パターンファイルやプログラムの更新を行うためのネットワークを指定できます。
携帯回線などの従量制課金のネットワークでは更新を行わない設定ができ、パケット料金の節約につながります。

3.ユーザ操作の軽減

G DATAセキュリティでは検出能力等が強力な分、各種メッセージなどの出力でユーザの操作を求めるケースが多めになっていましたが、オートパイロット機能の搭載で、ユーザの手を煩わすメッセージの表示頻度が大幅に減っています。

機能強化

1.未知のウィルスへの対応

ヒューリスティック&ビヘイビアブロック監視機能で、パターンファイルにない未知の新種ウィルスに対処します。
プロアクティブ・クラウド技術の併用で、未知の攻撃へもきちっと対処します。

2.迷惑メール、メール添付ウィルス対策

通常のメールに加えてSSLを用いて暗号化されて送信されたメールに含まれる添付ファイルや、疑わしいリンクもスキャンして、ウィルス感染、詐欺非該当を未然に防止します。

G DATAの魅力はここ！　注目したい4つのポイント！

1.ウイルス検出力の高さ

G DATAではBitdefenderという定評のあるエンジンを採用しています。
加えて、単一のウィルススキャンエンジンの抜け穴部分を補完する「Close Gap」を採用したハイブリッドエンジンを搭載して、高度なウィルススキャン性能と、PC負荷の軽減を両立しています。

またウィルススキャンエンジンだけでは対処しきれない未知のウィルスや攻撃に対しては、ヒューリスティック&ビヘイビアブロック監視機能で対処を行い、ハイブリッドエンジンの防御機能では足りない部分をカバーしています。

2.オンラインバンキングでも安心

「G DATAバンクガード」という機能により銀行のパスワードを盗むキーロガーや、銀行のパスワードをターゲットにしたウイルスから守ります。
ブラウザ上でで少しでも不振な動きがあった場合即座に動作をブロックすることで大事なパスワードなどを守ることができます。

3.安心の多重防御

今のセキュリティの構想では多重防御という考えがあり、このG DATAでも取り入れています。
第1にパンデミックにならないようにし、第2にネットからの進入を防御、第3に「CloseGap」とクラウドで監視、第4で未知のウイルス対策、第5で情報流出と進入したウイルスを防ぎます。
このような多重防御により仕事でも遊びでもパソコンで安心して使うことができます。

4.選べる3つのバリエーション

Windows向けに3種類のパッケージが用意されておりアンチウイルスとフィッシング対策のみの「G DATA アンチウイルス」、アンチウイルス機能にファイアウォールとペアレンタルコントロール機能を追加した「G DATA　インターネットセキュリティ」、さらに先ほどの機能にシステム最適化やバックアップ機能などパソコンの動作を助けるツール的な機能がある「G DATA トータルプロテクション」があります。

まとめ

ウイルス検出やマルウェアの検出は世界トップクラスで、検索エンジンの仕組みを上記に変えたもの変わらず高性能を維持しています。
しかし、動作に関してはここ数年でかなり軽くなってきてはいるもののまだまだ重いと言わざる負えません。低スペックPCでの私用は避けた方が無難です。

導入コストは他の製品に比べて安く、操作性なども比較的わかりやすいため初心者に向いてるセキュリティソフトとなっています。ただ、日本でのサポート窓口がソフトウェア全般を販売しているジャングルというところのため、サポートにやや不安が残ります。